昨今は各居室よりリビングを広くとる家がトレンドですね。
アプリシャンのリビングは、丸いダイニングテーブルのスペースと、ソファ・コーヒーテーブル・壁掛けテレビのあるスペースの2つで大きく分けていますが、イタリアから買い付けたSOVETという老舗ガラスメーカーのダイニングテーブルを気に入っていて、最近は仕事部屋に篭ることから離れてダイニングでよく作業をしています。
天板の色は違いますが、こんなキノコみたいなテーブルです。
リビング活用はダイニングがカギ
リビングで趣味も仕事も済ませてしまう、お子さんもリビングで宿題する、といった方が多いわけですが、去年からいよいよテレワークという方も多くなり、リビングだとうるさくて集中できない!もうひと部屋欲しい!という方も多いようですが、現実的には今の部屋を1つ増やすことが難しかったり、より広い家に引っ越すことを考えても手間も掛かるし経済的にも厳しい、といった方も多いようです。
余談ですが、そのようなニーズに合わせ、最近デベロッパー各社もリビングや階段下などに小さなデスクスペースを配した間取りを提案したりしています。折衷案ですね。
※三井不動産レジデンシャル 三井の戸建 ファインコート用賀 陽景邸 より
さて、引越しや間取りの用途を変更できない場合、皆さんが色々な用途で使うのはダイニングテーブルのようで、ダイニングに仕事用のちょっと良いチェアを別の部屋から持ってきて、こんな感じで、作業されてる方も多いみたいです。笑
ちなみに、この画像の椅子はハーマンミラーのセイルチェアというシリーズで、アプリシャン2012年に購入したものをインテリアに合わないのに、これだけ捨てずに使っているほど座り心地が良いです。この手の大きさのもので3回の引越しを経て8年以上使っている家具はこの椅子だけなので、実用家具では1番おすすめかもしれません。
Herman Miller - SAYL Chairs(セイルチェア)
おすすめ度★★★★★
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アプリシャンは発売当時、まだ人が持っていないということで丸の内で限定ファブリックシートのものを買いましたが、今や完全に人気を獲得し、カラー展開も増え、どこでも見かけるようになりました。アーロンチェアが素晴らしいものの、手が届かない・憧れていた、という方が購入されたりしているようです。普及品となってしまったためこのブログの主旨で★4.5にしていますが、座り心地は折り紙付きです。
おすすめのダイニングファニチャー
さて、あまりダイニングテーブルを使っていなかった方も、ダイニングにいる時間が長くなり、例えば、ダイニング兼ソファやベンチ型のチェアがついたダイニングを探されていたりすることが多いようです。
パーツで考えると、チェアを変えるパターンと、テーブルを変えるパターンの2つが考えられますが、まずはチェアを変えるパターンのおすすめを2つ、最後にテーブルを変えるパターンのおすすめを1つご紹介します。
ESTIC (Formax) - COX U(ダイニングソファ)
おすすめ度★★★★
こちらは、ESTIC(エスティック)といソファが人気の会社の「Formax(フォルマックス)」という上位ランクシリーズの「COX U(コックスユー)」という商品です。国内製ブランドです。
レザー×ファブリックが印象的な、モダンでスタイリッシュなダイニングソファで、見る人が見ればひと目でFormaxと分かるデザインです。ここの商品はかなりオシャレなファブリックを選択できるのが特徴です。
※エスティック FORMAX ファブリックリスト より
ぜひ他のソファを検討されている方も参考にブランドページなどからご覧になってください。
※アプリシャンの紹介により10%OFFで購入可能、希望の方は商品名・型番を添えてご連絡ください
KOINOR - SMILE(ディナーソファ)
おすすめ度★★★
こちらは、KOINOR(コイノール)というドイツのブランドで、ディナーソファと名前がついています。コイノールは、間10年ほどほとんど見かけませんでしたが、ここ数年また輸入されているようです。ソファなどは幅2mを超える大きめサイズのものが中心ですが、こちらのディナーソファは日本の住宅にサイズ感が合っています。
コイノールは、この画像の映りはあまり良くありませんが、独特の緑色のレザー商品がキービジュアルとしてよく使用され、こちらのカラーを選ぶ方が多いです。座り心地は、ロルフベンツなどに代表される通り、ドイツ製ならではの質実剛健なつくりでしっかりとかため。腰の悪い方が長時間座る場合にもおすすめできます。実用品としておすすめです。また、本国ではかなり色々なバリエーションから選ぶことができます、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
Calligaris(カリガリス) - Monogram(モノグラム)
おすすめ度★★★★★
最後は、Calligaris(カリガリス) - Monogram(モノグラム)という画像のダイニングテーブルです。
カリガリスは、創業98年ほどの老舗インテリアメーカーです。数年前にLVMHグループの傘下となって以来、マーケティングに力を入れよく見かけるようになりました(正直なところ、それまではあまりパッとしたイメージはありませんでした)。商品は、デザイン、使いやすさ、値段のバランスが良く、ちょっと良いもの志向の方にはピッタリ合うと思います。
次に、ダイニングテーブルについての説明です。高級なダイニングテーブルの代名詞といえば銘木や天然石を使用したものですが、天然石に関しては、昨今これを模したクォーツストーン(水晶)やセラミックで作られた商品が多く出回るようになってきました。特にここ10年ほどでのキッチン天板への普及はすごいですね。そのバリエーションもどんどん増えてきていて、今回ご紹介するこのカリガリスのテーブルも同様のセラミックを使った商品になります。
特徴は、黒×ブラスカラーの細い脚のフレームに美しいセラミック天板が載せられた、インパクトのあるダニングテーブルです。セラミックは数種類から選べますが、こちらの画像のカラーが一番人気で、手触り感のある鏡面加工なしのセラミックは、なぜか落ち着くような手触り感があります。
加えて、天板は使い勝手の良いエクステンション仕様になっています。画像の通り、伸ばした時にデザインが崩れることが無く、美しい形をキープしたまま、羽を広げるように拡張することが可能です。
まとめると、アプリシャンのおすすめポイントは3点です。
1.デザイン性の高さ
2.ブラスを使った金色を使うダイニングテーブルはあまり見ない
3.天板160cm〜240cmは、数多くの日本のダイニングにフィットするサイズで
さらに言えば、このようなオーダー/セミオーダーの家具を買う場合、キービジュアルとなっている商品は、およそ最上ランクのモデル(ソファであればレザー仕様、ダイニングであれば希少大理石仕様など)であることが多いですが、このモノグラムに関しては、廉価な選択の鏡面加工なしモデルがキービジュアルで一番人気なので、画像のダイニングそのままをリーズナブルに手にすることができる点でもおすすめできます。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
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最後に
上にも書きましたが、アプリシャンが見て改めて感じたことは、日本で金属部分に金色(ブラスなど)を使ったインテリアは超高級品を除くとかなり少なく、コーディネートとして統一するには結構調べる必要があることです。
しかし、逆に言えば金色で統一されたインテリアは目を引くということになると思います。別の記事で紹介したTom Dixonの照明ですが、この照明もなかなか無いカラーという観点でも、人とちょっと違うもの、目を引くものという印象を与えると思っています。こちらのダイニングとも合いますので、まだご覧になっていない場合は検討してみてください。
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Tom Dixon繋がりの余談ですが、もしこちらの濃い色の天板のダイニングに合わせるのであれば、黒×ゴールドの色の方がコーディネートとしてばっちりハマるかもしれません。
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ということで、皆さま良いダイニング選びで仕事に食事に、住まいのQOLを上げていきましょう!