インテリア

MOROSOという日本人のほとんどが知らないハイセンスなインテリア

2021年3月25日

MOROSO(モローゾ)というハイファッションについて

皆さんは、モローゾをご存知でしょうか?

画像のチェアがモローゾの製品です。タイトル通りですが、モローゾは、おそらく日本人の1%も知らない、ハイセンスなイタリア発のインテリアブランドです。主に、ソファ・アームチェアを製作していますが、周辺のテーブルなどもオシャレなものが沢山あります。

1952年創業と歴史があるモローゾですが、元は職人の集まる小さな家具屋さんでした。職人気質なしっかりとしたモノづくりを行う品質の高さが根底にありつつ、特徴的なのは、著名なデザイナーの新しいアイデアを受け入れ続けた斬新なデザインや素材を使ったモノ作りを一貫して行ってきたブランドであることです。それは、単なる職人の家具という枠を越えて、現代アート、ファッション、インダストリアルデザインの領域で広く称賛を受け、世界的な受賞作品も多数輩出しています。今では、イタリアを代表するデザインブランドの地位を確立しています。

さて、モローゾは、日本人がよく使うジャンル・ワードで言えば、”カジュアル”なカテゴリーに入るでしょうか。国内正規店での扱いでは、軽く100万円を超える高級ソファなどが中心ですが、その取り扱い店は多くなく、ほとんど見ない時期もありました。それは、日本では”カジュアル”というものは安っぽいイメージで、カジュアルなイメージの商品に大金を使う文化があまり浸透していないからと言われています。また、日本では没個性志向が強く、あまり人と違うものを持たない人が多いというのも個性的なものが売れない要員のひとつかもしれませんね。

一方で、世界の視点で見れば、モローゾはハイファッションやコンテンポラリーというジャンルになるでしょうか。モローゾのようなハイファッションな商品は、モノづくりの品質が高いことは”前提条件”であり、その点をあえて語りません。例えば、川久保玲がデザインするアバンギャルドなハイファッションブランドのコムデギャルソンの服は、上質な素材を使い、優秀な縫製責任者が国内で縫製した印を記していますが、その点をブランドとして全面にアピールすることはありません。モローゾも同様に、品質を前面にアピールしないからといって妥協したものづくりをしているわけではなく、品質が良い前提の上でデザインも両立させている、そんな素晴らしいブランドです

 

 

MOROSOのアームチェア・ソファをあえて選ぶ

さて、モローゾの主力であるアームチェア・ソファを取り上げていきたいと思いますが、その前に、国内で流通する高級ソファの特徴ですが、日本で多く売れる商品のパターンを整理しましょう。主に2パターンありますが、1つ目は、分かりやすく豪華なものです。アールデコ、ヨーロピアンアンティーク、高級素材を使った商品、綺羅びやかなB&Bやカッシーナのようなものが中心であり、例えばソファも革製品(素材が高いことが分かりやすい)がよく売れるのが日本のマーケットの特徴です。2つ目は、日本のほかドイツもそうですが、商品とは品質が高いことが大前提にあり、その後で適度なデザイン性がある商品です。アルフレックス、ロルフベンツ、コイノール、CORなどが該当します。

それらを比較すると、モローゾは日本の中のメインストリームとは少し立ち位置の違うブランドになり、このサイトの主旨である、人とちょっと違うもの志向、ちょっと良いもの志向の方へおすすめなブランドということになります。そして、ただの奇抜なソファではなく、2019年のエル・デコのシーティング部門でもハートブレイカーソファが選ばれていたりしますが、各国で賞をコンスタントに受賞している評価の高いブランドという意味で、知る人ぞ知るブランドと言えるものでもあり、あえて選ぶ価値はあると思います。

さて、モローゾの位置付けを整理したところで、実際にどんなソファを選ぶか?なのですが、モローゾで商品を選ばれる方は、ブランド指名か、デザイナー指名が多いようです。アプリシャンは、Patricia Urquiola(パトリシア・ウルキオラ)が好きなので、ウルキオラのデザインのものなどいくつかご紹介したいと思います。

 

 

MOROSOのおすすめ商品

MOROSO - FJOLD(フィヨルド)
おすすめ度★★★★

MOROSO - FJOLD (本国ブランドページリンク)

まずは、昔ヤマギワで取り扱いされていた、こちらのアームチェア。フィヨルドという名前ですが、氷河が山を削り取ったようなそのデザインは、ウルキオラが、波によって壊され滑らかな形になった貝殻からそれを連想してデザインされたものです。

この記事のトップも配していますが、写真以外にも様々な特徴的なファブリックを選択でき、とても個性的・印象的なデザインですね。スペインのウルキオラらしい、明るいカラーで、可愛いファブリックも選べるため、購入するにも悩んでしまいます。2021年3月現在、モローゾは匠大塚で取り扱いがあるため、オーダーすれば手に入れることができるようです。(国内参考価格:82万円)
※アプリシャンの紹介により、15%OFFで購入可能です

 

DIESEL LIVING with MOROSO - CLOUDSCAPE CHAIR(クラウドスケープ チェア)
おすすめ度★★★

ディーゼルへ提供しているモローゾのアームチェアです。モローゾは、ハイファッションにカテゴライズされると書きましたが、このような著名ブランドとのコラボレーションもよく行っています。ディーゼルらしい、特徴的なファブリック使いが、ディーゼル好き、インダストリアルデザイン好きの方におすすめです。個人的には、アルケティポのソファを想起しました。

商品としては個性が強いため、おすすめ度は★3.5としています。こちらFLYMEe(フライミー)という国内最大のオンラインインテリアショップで取り扱いされています。

FLYMEe 該当商品ページ

 

MOROSO - GENTRY(ジェントリー)
おすすめ度★★★★

今記事イチオシの商品は、こちらの画像のソファ、GENTRY(ジェントリー)です

こちらもパトリシア・ウルキオラのデザインですが、ウルキオラらしい温かみと安らぎを感じさせるソファですね。REDONDO(レドンド)というウルキオラの別デザインのソファと掲載を迷いましたが、アプリシャンも、昔こちらの明るいグレージュカラーの2シーターを使っていたことがあり、実体験がある点と、実物を匠大塚で見れるようなので、国内で購入しやすい状況からも一番のおすすめに挙げました。

特徴として、ソファのデザインそのものよりも、ファブリックの秀逸さに目がいくと思いますが、こちらは同じくウルキオラがデザイナーとして関わっているファブリックメーカー「Kvadrat」に、このソファ用にオリジナルで起こさせたものを使用しています。このBig Braidという編み込みのようなファブリック(柔らかいです)がメインで、もう一種類大判ドットのようなBig Poisという柄もあります。

購入時を思い出すと、上記のレドンドも似たファブリックを選べるのですが、このGentryはソファの横幅のサイズ感がちょうど良く、180-210-240cmの3タイプあり、日本の住宅にも合わせやすい絶妙なサイズ感になります。

先述の通り、モローゾは匠大塚で取り扱いがあり、匠大塚が運営するオンラインショップFURNIというサイトにて、この商品が150〜200万円弱で販売されているようです。

Moroso - Gentry (Furni商品ページへ)
※アプリシャンの紹介を使えば、15%OFFで購入可能です

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。モローゾは、重厚でしっかりとしたソファであるのにも関わらず、見た目は柔らかく軽やかなソファ、高級ソファのカテゴリーでは一線を画すものだと思います。わかりやすいものが好きな方には単なる”カジュアル”と映り価値が伝わらないかもしれませんが、分かる人には分かる、そんな素敵なこだわりソファです。気に入った方は、ぜひご検討してみてください。

素敵なソファで、生活の安らぎを充実させましょう!

-インテリア

© 2021 Apprecian (アプリシャン)